KTCグループの企業が協力参加！
おおぞらカレッジ成果発表会

2024.04.26

おおぞらカレッジは通信制大学のサポート校です。変化の激しい社会を生き抜く力を身に付けることを理念として掲げ、実学教育に力を入れています。2023年度の実学教育では、KTCグループの複数企業から講師を招いた「ビジネスコミュニケーション講座」、グループ企業での営業インターンワーク（学生アルバイト）、インターンシップ（職業体験）を実施しました。全国で約20名の学生が参加しました。1年間の結果発表の場として、おおぞらカレッジ生による成果発表会が開催されました。グループ企業も協力して行われた成果発表会の様子を紹介します。

おおぞらカレッジ成果発表会とは

　実学教育の”学び”や”成長”を共有する成果発表会を2024年3月に実施。発表者は事前オーディションで選ばれた8名の学生です。おおぞらカレッジでの学びを「実生活でどのように活かしたのか、そこから何を学び得て、どのような成果を出したのか」をパワーポイントを使用して発表しました。司会進行も学生が担当しました。
　当日は保護者やおおぞら高校の生徒が出席。また、実学教育を担当した各企業担当者（KTCグループ企業4社、外部企業2社）もコメンテーターとして参加し、プレゼンの講評をいただきました。カレッジ生の1年間の成長を実感する機会となりました。

発表した学生のコメント

田畑伶佳さん（福岡校1年生）
　楽しかったです。これまでのプレゼンとは違い、本番では伝えたい想いがたくさん溢れてきました。ただ、言葉が追いつきませんでした。今までは資料どおりに話して満足していましたが、もうこの感覚を知ったからには戻れません(笑)。目指すべきプレゼンはコレだと思いました。拙い私の発表を聞いてくださった皆様に感謝の想いでいっぱいです。

奥村健士郎さん（大阪校2年生）
　事前オーディションを乗り越え、自分自身の意気込みややる気を伝えられるような「後悔のないプレゼン」ができました。今までお世話になった講師の方々に「学びを活かせている」ことを見せることができたと感じています。改めて1年間の”学び”を振り返ることにもつながり、自分自身の成長も感じられました。


西岡芙美奈さん（福岡校1年生）
　通信制ということもあり、最初は大学生活をエンジョイすることを諦めてました。でも「ビジネスコミュニケーション講座」という素敵な講座に参加したことでビジネススキルだけではなく、友達との楽しい大学生活も得ることができました。仲間意識が芽生えて、皆で同じ目標（成果発表会）に向かってプレゼン準備ができたのはおおぞらカレッジだからだと思います。本当に1年間頑張ってきて良かったと思います。おおぞらカレッジ、大好きです。

上井稀琳さん（大阪校1年生）
　最初は嫌だと思いながら受講したビジネスコミュニケーション講座でしたが、受講したことで得られた学びは自分にとって何よりも大きかったと感じています。今まであまり人と関わることもなく継続力もついていなかった私が、カレッジに入って友人もでき、継続して受講できたことはすごい成長だと思っています。不安ながらもオーディションに挑み、通過し、最後までやり切れたことは今の自分にも未来の自分にも必ず役に立つ経験となるので、挑戦して良かったです。

グループ企業担当者からのバトンメッセージ

谷浩二さん（KTCグループ 人事部）
―おおぞらカレッジにはどのような協力をしてくれましたか？
　KTCグループの人事部では、ビジネスコミュニケーション講座の初回「学生と社会人の違い、コミュニケーション」と最終回「就職面接講座」の授業を担当しました。今回の成果発表会では2日間コメンテーターとして参加し、皆さんのプレゼンのフィードバックをさせてもらいました。

―年間を通しておおぞらカレッジに関わった感想を教えてください。
　最初の講座の後、学生たちはインターンシップ等で営業職を経験し、さまざまなことを学んでくれたと思います。最終回（2月）の講座を担当したときには、大きな成長を感じられる学生も多く、その成長率に驚きました。今回の成果発表会でのプレゼンも非常に素晴らしく、頼もしく感じました。ぜひKTCグループで活躍してもらいたいですね。

寺西千明さん（ナビ個別指導学院販売会社 営業職トレーナー）
―おおぞらカレッジとの関わりを教えてください。
　ビジネスコミュニケーション講座で「会話を弾ませるコミュニケーション術(傾聴・リアクション)」という授業を担当させてもらいました。授業では実際の営業職のロールプレイも学生たちに実践してもらいました。成果発表会でもコメンテーターとして参加しました。

―1年間さまざまな場面で学生をサポートしてくれました。感想と今後の連携について教えてください。
　とにかく学生達の”真っ直ぐ”で”前向きな姿”に心打たれました。インターンシップでは社員と一緒に営業活動を行ってもらうことで、学生たちに新しい体験を提供できたと思います。グループとしてのつながりも感じられました。成果発表会で皆さんの1年間の取り組み発表を聞き、「充実した学生生活を送っているんだな」ととても熱い気持ちになりました。伝え方や発表の仕方もレベルアップしていて感動しました。
　実は2024年度ビジネスコミュニケーション講座への参加も、すでにお声がけいただいています。2024年6月に再び講義を担当する予定です。多くの学生さんたちとつながりを持ち、たくさんのバトンをつないでいけたらと思います。