KTC GROUP50th

家計の見直し堂アルバイトからアイン保育園へ新卒入社。
KTCグループで描く馬場さんのキャリアパス

2024.09.20

アイン保育園勤務 馬場美沙希さん(2019年新卒入社)

アイン保育園で保育士として働く馬場美沙希さんは、学生時代、暮らしのサポート事業「家計の見直し堂」のコールセンター(BPO事業)でアルバイトをしていました。当時のセンター長からの勧めでアイン保育園の園見学に参加したことがきっかけで入社しました。サービスや職種の枠を超えてつながる馬場さんのキャリアを取材しました。

「家計の見直し堂」コールセンターでのアルバイトから「アイン保育園」に入社するに至ったきっかけを教えてください。

「家計の見直し堂」のアルバイトは友人に誘われて約2年経験しました。私が所属していたコールセンターは保険商材だけでなく、KTCグループのさまざまなサービスのテレアポを担当していました。私も保険商材から始め、その後は施工職人の求人募集や家庭教師・塾の生徒募集など複数サービスのテレアポ業務を経験しました。最初は上手く電話対応ができなかったのですが、経験値とスキルが上がった後はたくさんのアポイントをいただけるようになり、とても楽しかった思い出です。
 大学では教育学部に所属し、保育士免許を取得するための勉強をしていました。当時はアイン保育園とは縁が無く、グループ内に保育園があることは知りませんでした。大学3年生の春、センター長の三浦さんから「保育士を目指しているなら同じグループのアイン保育園はどうか」と紹介をいただきました。三浦さんに声をかけてもらい、直接つないでもらったご縁だったので、まずは保育園の見学に参加しようと思ったのが最初のきっかけです。

多くの保育園のなかで、KTCグループのアイン保育園を就職先に選んだ決め手は何ですか?

 決め手はアイン保育園の「園見学」でした。正直言うと当時は、保育士はいつも忙しそうにドタバタしているイメージを持っていました。ただアイン保育園の先生たちは全然違って、この保育園なら自分らしく楽しく働けるのではないかと思えたからです。園児がのびのびと保育園で過ごしている様子もとても印象的でした。アルバイト先から折角つなげてもらったお話でもあったので、すぐにアイン保育園に決めました。

保育士としての勤務は6年目になります。現在のお仕事はどうですか?

 現在は2歳児クラスの主担任を担っています。3年ぶりの2歳児担任なのですが、つたない言葉で一生懸命気持ちを表現してくれる姿がとても可愛らしいです。2歳児は「昨日できなかったことが今日できるようになる」ことが非常に多い学齢です。園児たちの日々の何気ない成長がとても喜ばしいですし、それを私に見せてくれることが嬉しいです。
 最近とても嬉しいことがありました。家ではたくさんお喋りをするけど、保育園では絶対に話さない園児がいたんですが、この前初めて私と話してくれました。今日も話してくれないかもと思いながら「今日は誰と来たの?」といつも通り質問をしたら、とても小さな声で「おかあさん」と答えてくれたんです。本当に嬉しかったです。こういう瞬間に大きなやりがいと保育の楽しさを感じています。

家計の見直し堂でのアルバイト経験が、今の保育士の仕事に役立っていることはありますか?

 保育士は保護者とコミュニケーションをとる機会も多く、子どもの保育とは違ったスキルが求められるのですが、コールセンターでのアルバイト経験がとても役立っています。塾サービスのテレアポも担当していたので、保護者の方々の話を聞く経験をたくさん積むことができました。成績関連の悩みを相談してくださる保護者の方も多くいたので、相手の話や想いを受け止める経験ができたと思っています。その経験もあって、今は保護者の方々とお話をすることが大好きになっています。
 また、営業要素もある仕事だったので、結果への追求心や競争心を養わせてもらったと思っています。意外と自分は負けず嫌いだと気づいたのも、このアルバイトがきっかけでした。ガツガツと仕事をする意欲を芽生えさせてくれました。

今後のビジョンを教えてください。

 保育に関する分野において、新しい知識や資格を習得していきたいと考えています。今は放課後児童支援員や障害児に関わる資格、ベビーマッサージ資格などに興味があります。保育士免許は持っていますが、それ以外にも「こんなことできるよ」という自分の武器やスキルを増やしていきたいです。今のうちから将来の幅を広げておきたいと思っています。おばあちゃんになっても、子どもと接する仕事を続けていきたいですね。KTCグループの中にも学童保育や放課後等デイサービスなど子どもと密に関わる仕事がたくさんあるので、今後交流ができると嬉しいです。

歳を重ねても子どもと接する仕事がしたいと語る馬場さん

KTCグループは「明日へのバトンを、今。」をパーパススローガンに掲げています。今後、どのようなバトンをつないでいきたいですか?

「何事も楽しむ心」をつないでいきたいです。仕事もプライベートも「楽しんだもの勝ち」だと思っています。自分で楽しさを見つけていきたいし、それを見い出せているときは全ての調子が良くなっている気がします。毎日楽しむことは、簡単そうに思えて難しいことですよね。だからこそ、自分が率先して楽しんで仕事をしていきたいです。そして仕事を楽しむために、プライベートを始めとしたリフレッシュも最高に楽しんでいきたいです。

「何事も楽しむ心」をバトンとしてつなぐ

三浦一之さん(当時の「家計の見直し堂」コールセンター長)からのバトンメッセージ

当時の「家計の見直し堂」コールセンター長 三浦一之さん

 コールセンターのアルバイトではKTCグループ内のさまざまなテレアポ(塾サービス、通信回線サービス、保険見直しなど)を担当してくれました。頼まれたら素直に新しい商材に挑戦・協力してくれてとても助かりました。大人しそうに見える印象とは裏腹に「学生バイトでも仕事はしっかりやりますよ」という強い芯がある学生でとても感心していました。休憩時間はスマホでアニメ見てて、そこは学生らしかったです。
 前述したとおり仕事ができる人材だったので、本当はコールセンターに入社してほしかったです。ただ保育士志望の気持ちが強いことは聞いていましたので、それなら「ぜひグループ内の保育園に」とアイン保育園を勧めました。現在も変わらず活躍してくれているようで嬉しいです。馬場さん、コールセンター時代も今も、頑張ってくれてありがとう。いつも応援してます。

今回は「家計の見直し堂」アルバイトを経て、「アイン保育園」に新卒入社した馬場さんを取材しました。コールセンターで築いた「人とのつながり」が、馬場さんの就職にバトンとしてつながっていました。自分の芯を持って、楽しみながら挑戦しつづける馬場さん。子どもと関わる仕事を通して、キャリアのバトンを紡いでいく今後のさらなる活躍が楽しみです。

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