卒業後もつながり続ける学校へ、
おおぞらサミット始動！

2024.10.21

KTCグループを支える仕組みとして「KTC協育プラットフォーム」があります。立場やサービスを超えて人が循環し、お互いに協力し合うことで、日々成長の機会を提供し続けています。協育する仕組みの一つとして、2024年8月からおおぞら高校で新しい取り組みがスタートしました。それが「おおぞらサミット2024」です。今回は「おおぞらサミット2024」のイベントの様子をご紹介します。

おおぞらサミット2024とは

　2024年8月、愛知県名古屋市にて「おおぞらサミット2024」が開催されました。おおぞらサミットとは「卒業後もつながり続ける学校」をつくるために卒業生や在校生が集まり、意見交換をするプロジェクトです。
　キックオフとなった今回は総勢42名の卒業生が参加。現在多種多様な分野に進んでいる社会人や大学生、KTCグループで働いているスタッフ、来春入職予定の内定者など、さまざまな立場や属性の卒業生が集合しました。生徒と卒業生、卒業生同士がつながり続け、卒業後もKTCグループが身近に感じるコミュニティつくりを目指しています。

卒業生・在校生でディスカッションを実施

　キックオフとなった今回は「おおぞら高校やKTCグループで働く魅力を後輩たちに伝える言葉」についてディスカッションを行いました。おおぞら高校やそこで働くスタッフの特色を話し合いました。社会経験を積んだからこそ気づいたこと、在校生の立場で今まさに感じていること、これからおおぞら高校で仕事を始める内定者の立場だから言えること等、それぞれの立場で意見交換を行いました。

おおぞらサミット2024に参加した卒業生からのコメント

清水亮祐さん（2019年卒業 / クリーンエネルギー事業部勤務）　
　身近な職場には卒業生がいなかったので、KTCグループ内にこんなに多くの卒業生が働いていることに驚きました。そのままおおぞら高校の職員になった方もいれば、僕のように営業職に就いた方もいました。皆さんそれぞれ楽しんで仕事に励んでいる印象を持ちました。卒業生同士のつながりを強めていくためのおおぞらサミットなので、自分も後輩たちに今の仕事のやりがいを伝えられるように、精進したいと思います。

坂野泰誓さん（2019年卒業 / アイン保育園勤務）　
　おおぞらサミットはとても刺激的で楽しかったです。現在保育士をしているのですが、今回参加してみて「保育士になりたい高校生を増やしたい」と強く思うようになりました。ディスカッションを通して、さまざまな分野で活躍している方とお話する機会がありました。おおぞら高校の卒業生は温かい方ばかりだと感じました。また、意外と卒業生が身近にいることにも気づくことができ、勇気をもらえました。

倉持伶さん（2017年卒業 / 屋久島おおぞら高校本校勤務）
　つながりをすごく感じることができた会でした。今は屋久島本校で教員として働いています。参加の卒業生や在校生の中には、屋久島スクーリングで自分が担当した元生徒（在校生）もいました。今も変わらず頑張っている姿を見れて嬉しかったですし、つながりを感じられました。
　営業や建築関係などさまざまな仕事をしている卒業生ともたくさん話すことができました。「高校時代に自分の好きなものを見つけられた」「好きなことを活かす仕事がしたかった」と言っている方が多かったです。おおぞら高校は「好きからみらいを描く」ことを行っています。今の活躍のきっかけにおおぞら高校がなっていると実感ができて、「やっぱりおおぞら高校が好きだな」と思いました。

おおぞらサミット企画・運営担当　中井峻さん（おおぞら高校広報）のコメント

　おおぞら高校は来年開校20年を迎えます。毎年3,000名を超える卒業生を輩出し、今年度で卒業生は累計4万人を超えます。KTCグループと卒業生、さらに卒業生同士のつながりを創出する場をつくることを目的として、おおぞらサミットをスタートさせました。卒業後もつながり、年代の垣根を越えて自分の得意を共有し合い、応援し続け合う高校を目指しています。
　キックオフとなった今回は、卒業後もおおぞら高校もしくはＫＴＣグループに関わり続けている卒業生を中心に集まってくれました。さまざまなフィールドで活躍している卒業生が意見交換をする良い機会になったと思います。おおぞらサミットはここから卒業生の皆さんと一緒に作りあげていきます。今後の発展が楽しみです。