KTC GROUP50th

YKK AP エクステリア スタイル大賞で
KTCファシリティーズがゴールドスタイル賞受賞

2024.12.13

住環境デザイン事業に属する建築会社・KTCファシリティーズが、YKK AP株式会社が主催する「YKK AP エクステリア スタイル大賞2024」パブリックエクステリア部門でゴールドスタイル賞を受賞しました。受賞した作品は、KTCグループ50周年記念事業で建設された「KTCグループビル外構の設計・デザイン」です。

YKK AP エクステリア スタイル大賞とは
「YKK AP エクステリア スタイル大賞」はYKK AP株式会社が主催し、同社のエクステリア商品を用いた提案力・設計力の向上を目的に行われているフォトコンテスト。周辺環境への配慮や将来性に工夫を凝らしたエクステリア空間の設計・施工作品の写真を事業者より募集している。第14回目の開催となった2024年は、全2,068 作品の応募から大賞および7部門の各賞に58作品が入賞した。

KTCファシリティーズ 受賞内容

KTCグループビル外構(2024年3月竣工、愛知県名古屋市)

 KTCファシリティーズは、50周年記念事業で建築したKTCグループビル外構のデザイン・設計にて「YKK AP エクステリア スタイル大賞2024」パブリックエクステリア部門のゴールドスタイル大賞を受賞しました。KTCグループビルとKTCビル(本社ビル)をつなぐ連絡通路、駐輪場、休憩所をYKK APのルシアス サイクルポートで揃え、外構全体に統一感を演出。社員にとっては親しみやすい空間、来訪者にとっては高級感を感じる空間づくりを目指しました。排水面などのメンテナンスの部分でもこだわりました。

審査員からの評価
「機能美」という観点ではほぼ満点のようなお手本作品。駐輪スペースと動線の確保などは「使用者の事をしっかりと考えてのレイアウトになっている」と感じた。夜間もしっかりとした光量を確保しているため、防犯上にも一役買っていると感じられる。このようなパブリックスペースはあっさりとした印象が出てしまう場合が多いが、「とてもうまくまとめて来た」という印象。

「YKK AP エクステリア スタイル大賞」パブリックエクステリア部門 ゴールドスタイル賞https://www.ykkap.co.jp/consumer_business/satellite/campaign/ex_contest/2024/public.php

設計・デザインを担当したスタッフへインタビュー

KTCファシリティーズ 品谷恭佳さん(左)と神谷美範さん(右)

 今回、設計・デザインを担当したKTCファシリティーズの品谷恭佳さん(一級建築士、2019年新卒入社)と神谷美範さん(木造建築士、2022年新卒入社)にゴールドスタイル大賞を受賞した想いを訊きました。

ーパブリックエクステリア部門のゴールドスタイル賞を受賞した感想を教えてください。
神谷さん:賞を獲れると思っていなかったので驚きました。今回はデザインと使いやすさの両方にこだわって設計したので、そのこだわりが審査員の方に評価してもらえたことがすごく嬉しいです。特にパブリックエクステリア部門で1作品しか受賞できない「ゴールドスタイル大賞」が獲れたことが凄いと思います。自分が携わった仕事で、こういった賞や評価をいただけたことがとても自信にもなりました。

品谷さん:新しいビルの外構を設計する上で、デザイン面やメンテナンス面、使い易さ等クリアすべき様々な要件がありました。それらが上手く調和し、大賞をいただけたことを嬉しく思います。視覚的なデザイン面にこだわった上で、機能面も担保した設計ができるということを、多くの方に知ってもらえる1つのきっかけにもなったと感じています。今後は実際にお客様に商品として提供できるようにしていきたいと思います。

ー今回の設計・デザインはお二人を中心に、若手スタッフで設計を進めたと聞きました。
品谷さん:はい、そうなんです。2022年12月に若手スタッフ対象の社内コンペティションを開催しました。神谷さんも当時新卒入社したばかりで、このコンペに参加しています。若手スタッフの自由な発想で「新設するビルの外構をどのようにしていくのが良いのか」ゼロから案を出し合ってもらいました。

神谷さん:
若手が参加できるコンペをやると聞いたとき、新ビルの公共スペースの設計を「若手が担当できること」にとても驚きました。正直プレッシャーもとても大きかったです。ただ、任せてもらえることが本当に嬉しくて、とにかく一生懸命取り組もうと思いました。最終的には私がまとめ役を担わせてもらい、コンペで出たそれぞれの良い案を取り入れていくことを意識して、一級建築士の品谷さんと一緒に設計・デザインを作りあげました。

ー今後に向けての想いやビジョンを教えてください。
品谷さん:今回若手スタッフでチームを作ってプロジェクトを進めた結果、とても素敵な賞を結果としていただけました。個人の能力を掛け合わさって、チームとして良いものが作れたのだと思います。今後、会社としてはお客様へ直接ご提案する機会も増えていきます。その時にチームで良い提案ができるよう、お互いが磨き合える組織になったら良いと思っています。

神谷さん:今回の賞を通して、KTCファシリティーズの建築・デザインの一例を知っていただけたと思います。お客様のイメージを膨らませる材料にもなるし、安心材料にもなると感じています。KTCファシリティーズには他にも素敵な建築物や設計に携わった施設があるので、今後もたくさんの実績を増やしていきたいと思っています。

KTCファシリティーズで働く若手スタッフたち
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